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自転車レースの感想

ツール・ド・おきなわ 2022 市民レディースレース 50km 2位 + スプリント賞

ツール・ド・おきなわ 市民レディースレース 50kmに参加しました。

 

結果

2🥈+ スプリント賞

タイム 1:26:30.046

 

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2022/11/12 (前日)

朝早く家を出て昼頃に沖縄についた。

10年ぶりに飛行機に乗ったのでドキドキした。

沖縄初上陸!しかし生憎の雨。

移動はチームメイトとその知り合いの人達に同乗させていただいた。バスで移動する予定だったので大変ありがたい。

昼はソーキそばを食べた。大きいスペアリブが名物らしいが、2ヶ月入ってきていないらしい。

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名護に着き、受け付けをしてゼッケンを貰う。

おやつにマフィンを買い、スーパーで朝食を買い、夕飯は沖縄料理の飲み屋でお酒は飲まずにご飯を食べた。油っぽい料理が多めなので食べる量はいつもより控えめにしたつもり。

宿に帰ってからはお風呂に入って少しストレッチをしてゼッケンを貼ってクレアチンを飲んでから22時過ぎに寝た。

 

2022/11/13 (当日)

朝は5時頃に起きて、恵ビフィズス菌SP株カプセル入りヨーグルトを飲み、温かいシャワーを浴びて身体を温め、ジャージに着替える。ジャージはいつもとは違いビオレーサーの黒いチームジャージにした。普段は上下セパレートだが、使いすぎてビロビロになっているので、少しでもエアロを目指した。

共有スペースに5時半頃朝食を食べに行った。朝食はスーパーで買ったサンドイッチ、アップルバナナ1本、ピーナッツバターマフィン、アミノバイタル赤、タウリン入り飲料、クレアチンを入れた緑茶だった。マフィンは重すぎて失敗したかも、と思った。

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ゼッケンは両面テープのみにしようと思っていたが、朝の準備中にゼッケンが少し剥がれてきていると、宿に止まっていた他の選手から指摘されたので安全ピンもつけた。雨が降っていたのでイナーメレインジェルを塗り、ヴェロトーゼをつけて615分に出発した。(本当は6時に出発する予定だった。)

アップはゴール手前辺りで、ここでこの後スプリントするのかと思いながらいつも通り心拍180以上まで上げた。緊張しているのかいつもより上がりやすかった。

アップが終わり645分に選手集合なので少しだけ急いで向かう。集合場所に着いたは良いが自転車が並べられて置いてあるだけで人はあまりいないので、私も自転車を置いて50kmに出ているチームメイトに挨拶したり男子チャンピオンレースや50kmオープンのスタートを見る。

フォーティーがスタートした辺りでスタート30分前くらいなので、そろそろかなと思い列に戻ると、列になっていた自転車はなくなり、ぽつぽつと自転車が置いてあった。どうやら列は動いて移動してしまったようだ。急いで列に加わるが、スタート位置は後ろから23列目くらいだった。まあ今年は100人弱と例年より人数が少ないらしいので大丈夫だろうと自分に言い聞かせる。

周りの人に声をかけておくと、それが協調や危険運転の予防にもなるとどこかで読んだので、コミュ障なのに頑張って声をかける。(とは言っても知り合いの知り合いくらいまでが精一杯)あと、スタートリストを見ても誰が強いのかよくわからなかったので誰が強いか聞いたりした。スタート数分前にジェルを1本飲んだ。ちょっと胃腸の調子が悪いかも……。

 

レースレポート

 

雨は降っていないが路面はフルウェットなので前の人からの水飛沫が凄い。

スタートしてからの平坦で思ったより真ん中辺りのラインが空くことが多く、前の方に出られたので、前から45列目くらいを意識して走る。先頭とモトバイクが見え、逃げを把握できて空気は感じないくらいの位置だと思っている。

 

美ら海水族館の坂までは平坦といっても0%の道がずっと続く訳ではなく、1-2%くらいの振れ幅がずっとある気がする。3%くらいの坂もあった気がするが短いのと緩いのでフレッシュな脚の集団には特に関係ない。パワーを見ても50-100W程で走っていた。噂通り、特に意味もない斜行や、疲れて?フラフラしている人や道幅の変化や落ちてきている男性を抜かしたりする時の集団の形状変化など、中々気を抜けない状況だった。

 

美ら海水族館の坂に入ると少しペースが上がったので息が切れない程度に走る。ずっとそのペースを保っていたが前を走っていた人がボロボロ落ちていき、気がついたら1人で結構飛び出していたので、登りきってダウンヒルに入ってもL2くらいで少しだけ脚を回してみる。こうなったのはたまたまだが、後ろが脚を使って追いかけて来てくれると思ったのと、後ろは登りきった後も私を追いかけるために頑張らなければならないので、登りきった後さらに踏めない人は落ちると思い、集団が半分くらいになったらいいなと考えながら視界全面に広がる沖縄の道を楽しんだ。結果的に追いついてきた集団は20人弱で、想像よりもかなり人数が少なくて驚いた。この動きは良かったかもしれない。

その後はローテしてもっとペース上げようぜ!という動きに一瞬なったが、上手くローテが回らなかった。絞られた先頭集団の中でも何も無いところで斜行する人がいたり、フラフラしていたりとやはり気を抜けない。

 

そんな感じで今帰仁の坂へ向かう。ここはスプリントポイントとなっているので3km手前くらいから空気がピリつき始める。勿論私も狙っている。ゴールまで残り20km切ったので最後のスプリントに向けてジェルを掻っ込む。登りに入った時は4番手くらいでスプリントポイントのラインが見えた辺りからシッティングで上げて右から全員追い抜く。すると左からダンシングで追いついて来る人がいたので、追いつかれたあたりで私もダンシングに切りかえて更に上げ、無事スプリント賞を獲得したと思われるので、右手を上げてガッツポーズしてみた。

そこから逃げるかどうか悩んだけれど、まだ15km以上あるので集団に戻った。12分のPWRは集団の中ではかなり強いっぽい?この後も噂通り、ローテを回さない人がおり、先頭交代で後ろに下がるとその後は順番が回ってこない状態だった。バルバが3人くらいで前を回していた。

 

ジャスコ坂の手前でアクシデントがあり、モトバイクと先頭の距離がつまって判断が遅れたのか道を間違える人がいた。これは可哀想。モトバイクもキョロキョロして減速しているので私も判断に迷い、人数の多い方にとりあえず行った。少しだけ脚を使ってしまった。

 

最後のジャスコ坂もやはりするする走ると先頭に出た。登りきった後くらいで後ろから落車の音がしたので前の方に出ていて良かったかもしれない。残り5kmの看板を見て、先は長いなと思い、やはり集団に戻る。

 

この後は位置取り合戦がはじまり、私は真ん中辺りで2列目にいた。残り200mくらいからスプリントが始まるのかと思いきや、800mくらいから始まっていた気がする。その時は45番手?くらいだったと思う。残り300mくらいで3番手の人が2番手の人と離れたのを見てから右から追い抜いたので反応が遅く、その位置だと前に私は着けなくて、風を受けながら自力でなんとか2番手の人を捲れたが、先頭までは届かなかった。悔しすぎてゴール後ハンドルを殴った。泣きそうだったけれど涙は出なかった。スプリントの後半は後輪が滑っていたので転ばなくてよかったとは思う。(間違っているところがあるかも、特にスプリント辺り)

 

レース後

 

50kmで先にゴールしていたIさんと落ち合う。Iさんはここ3週間くらい週1の朝練で一緒に走っている、良い練習相手のチームメイトだ。表彰式は10時からだったのと雨と潮風でベトベトすぎるので急いで宿に戻り、シャワーを浴びて通常のビロビロに伸びているMIVROジャージに着替える。Iさんと写真を撮ったり完走賞を貰ったりした。10時前に会場に入ったが、表彰式は遅れていたので参加賞の食券で沖縄そばとお茶を貰って食べる。

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表彰対象の選手は表彰台横に集まってくださいというアナウンスがあったので向かう。1位と3位の女性は関西の人で顔見知りのようだった。良い機会なので練習内容などを図々しく聞く。横の列に座っている60代の方とも話した。1位の選手は美ら海水族館から逃げて独走優勝したっぽい。

表彰式は20分くらい遅れて始まった。2番目の台はちゃめちゃに悔しいけれど、ポディウムは嬉しいし、一緒に走った選手に敬意を表して表彰台は笑顔で!!

後はチャンピオンクラスや女子国際のゴールを見たり1人でフラフラしていた。余りにも自転車のオイルがなくてギシギシ言っていたので沖縄輪業さんに頼んでオイルをさしていただいた。(ありがとうございます)フレームも汚すぎて沖縄輪業さんでフレームを拭くものを買い、自転車を綺麗にした。反対車線にテントがいっぱいあったので、何があるか見に行き、特に何も無かったのでパイを買いに行こうとしたら140kmが帰ってきて、チームメイトのくらっきーがゴールしたのでそちらに向かう。動画撮れば良かった……。くらっきーとも一緒に写真を撮った。くらっきーはモデル体型で脚があまりにも細長いので並ぶとされる。スプリント賞のデータが遅れていたためこのタイミングでようやく貰えた。おしゃれ。

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小麦粉大好き同盟なのでパイとパンを買いに行って食べ、私は自転車を梱包しに宿へ戻り、荷物の準備をした。同じ宿の人は4位と7位だったらしく、全員絶妙に悔しい順位だった。その後は少し時間があったのでくらっきーと海や石垣の建築物?を見に行った。

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夜は一緒に移動したメンバーとくらっきーとIさん夫妻と打ち上げをした。久しぶりにお酒を飲んだし食べたいものを好きなだけ食べた。楽しかった。

皆無事に帰って来れて良かった。

 

感想

 

来年は国際100kmに出たいと思っていたけれど、かなり悔しいので50km100kmどちらを走るかかなり悩んでいる。昔おきなわ200kmで勝っている人に言ったら上を目指した方が楽しいよ!と言われて確かにそうだなと思った。まあエントリーの時の気分次第かも。

スプリントポイントの心拍は198、ゴールスプリントの心拍は205といつもよりかなり高く、自分が感じていたよりも身体は頑張っていたのかもしれない。

コースは危険なコーナーもほぼなく、どちらかというと道幅変化や交差点にある浮島の方が怖い。

今回はあまり力を使わずに集団に頼ろうとした姿勢が何よりもいけなかったと思う。逃げた方が良かったのか、スプリントに備えた方が良かったかはわからない。逃げたら表彰台にも乗れなかったかもしれないし、ローテが上手く回らないので逃げきれたのかもしれない。

ロードレースは片手で数える程しか出ていないので、いつかロードレースで勝てるようにもっと頭と脚を使って頑張ろう。