bicycle_uuのブログ

自転車レースの感想

第15回 伊吹山ドライブウェイヒルクライム JBCF Feminine 2位

第15回 伊吹山ドライブウェイヒルクライム に参加しました。


結果

F 2位🥈

タイム 58:40

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2024/4/14 (当日)

起床は3時半頃

自宅でたまごペーストを作って焼いたバゲットや雑穀パンを持っていき車内で食べた。

途中でチームメイトを拾い、関ヶ原を目指す。

途中駒ヶ岳SAでソフトクリームを食べた。美味しかった。

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想定よりもかなり早めの8時半に着き、受付は10時からなのでそれまでどうしようという話になり、陸軍火薬庫と私だけ鍾乳洞を見に行った。鍾乳洞内に人間はいなかったが、コウモリが私を観察しにいっぱい飛んで来た。寝てるコウモリはかなり近づいても動かなくて大丈夫かな?と思った。

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10時過ぎに受付を済ませてゼッケンを貼ったり、自転車を出したりだらだら準備をする。それにしてもかなり暑い。レース3時間前なのでパンと牛乳を齧ってレース前最後の食事とした。

その後はやたらトイレに行きたくなり、胃腸の調子が微妙でレースは大丈夫かな?と少し不安になった。

12時半から荷物預かりが始まるのでそれに合わせて移動し、荷物を預ける。このタイミングで荷物預けだとスマホを入れられるので嬉しい。その後はいつも通り近場の坂でアップし、心拍180までハイケイデンスで上げる。

アップが終わってトイレに行くと女子トイレと男子トイレが1つずつあり、男子が並んでいるのを横目に誰も並んでいない女子トイレに入った。数少ない女子で良かったと思う瞬間である。

ジェルを飲み、スタート地点近くで検車をする。検車台を使っての検車は始めてだったので少しだけドキドキしたが、普通に通った。検車が終わった後も少し時間があったので近くの芝生に座り、周りを眺めながら時間を潰した。

周りが並び始めたので私も動き始める。

狙っていたわけではないが最前列真ん中の方になった。隣に大堀さんがいたので話しかける。今まで同じパックになったこともあったが、話したことがなかったので私の事を認識していないかもと思ったけれど、覚えてくださっていた。ヒルクライムでご一緒するのは初めてだが、かなり登りに強いイメージがあるのでついて行けるところまでついて行きたいと思っている。


レースレポート

鉄砲の音でスタート、音が大きくて驚いた。大堀さん先頭でbalbaの豊岡さん(多分)がその後ろにおり、私は3番手になった。かなりペースがキツく5倍弱くらいで走っている。このままのペースだとすぐに落ちるなと思いつつ、ついていく。最初の100mくらいは少し塊になっていたが平坦でスピードが上がったタイミングで縦に伸びる。後ろから聞こえる息遣いはかなり苦しそう。

この後の登りで豊岡さんが大堀さんからちぎれ、すぐにチェックしてその後は大堀さんとランデヴーになった。正確には見ていないがスタートしてからまだ1~1.5km程だと思われる。その後ペースはほぼ変わらず、大堀さんにローテを促されたタイミングで前に出るが、うーんキツい。でも大堀さんの息も上がっていてちょっと安心した。

また大堀さんが前に出て走り、次にローテを促されたタイミングで無理だったのでその旨を伝えてすぐにちぎれた。スタート地点からまだ2.6kmである。心拍は190出ており、ヒルクライムでこれ以上出ると完全に失速してしまうので、ここでちぎれるしかなかった。後ろは単独でコーナー1つ分くらい、20秒はギャップがあるように見えるが、まだ見えているので気を抜くことはできない。

この後はひたすら4倍くらいで個人TTをした。ほんの数秒だが降るところがあるし、風もそれなりに吹いていたため、本当は他の人と走った方がタイムは出るだろうが、後ろはそこそこ離れているはずなので待つ訳にもいかず、残念ながら自分の力で進むしかない。

序盤は前とのタイムギャップをモトバイクが教えてくれたが、コーナーの先に大堀さんが見えなくなった辺りで教えてくれなくなり、前のタイム差はわからなくなった。後ろのタイム差はずっとわからないので、抜いてきた男子に聞いた。結構離れてますよと言われたので、取り敢えず今のペースを保てば大丈夫だろうと自分に言い聞かせた。

コースの半分を過ぎるとE2、E3の男子が増えてきて、いよいよ後ろにいるのが女子かどうかもわからなくなった。増えてきたといっても大きな集団が来るわけではなく1人か2人くらいのパックがポツポツ私を抜かしていくくらいで、風避けの恩恵はほぼない。途中でbalbaの人に抜かれてドキッとしたが男性だった。

心拍はずっと180後半から下がらない。暑いのでときどきドリンクを飲む。前は見えないし後ろが気になって時々振り向くが女子らしい姿は見えないように思える。それにしても後ろがどのくらい離れているのかよく分からないので不安すぎる。

残り3、4kmくらいでチームメイトが抜いてきた。お互いに頑張れーと応援しあう。

残り1km、乗鞍のラストを彷彿させるような道が出てきて心が折れそうになった。遥か彼方にゴール地点と思われる小屋が見える。そして小屋の手前にモトバイクと大堀さんが見えた。

もうラストに向けてパワーを上げる気力が残っていないが、ここで手を抜いて追いつかれたら悔やみきれないのでパワーを維持してラスト1kmを走った。

ゴールラインを越えて後ろに追いつかれなかったことに安堵しつつ、分かってはいたが大堀さんと戦うには全然パワーが足りなかったと反省した。


レース後

余りにも疲れたので地面に寝転がる。とても気持ちが良かった。先にゴールしたチームメイトが計測チップとプレートを外してくれて有難かった。

ゴール地点から奥の方に景色を観に行くと、東は自分の走ってきた道、西には琵琶湖が見え、とても良い景色だった。

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琵琶湖

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持ってきた羊羹を食べて、頂上のカフェが開いていたので紅茶を飲んだ。

最後のパックで山を降った。表彰台の横の受付で表彰者の確認を済ます。

balbaの豊岡さんと暑いね~とか言いながら表彰が始まるのを待つ。いや本当に日差しが暑い。途中で大堀さんが来たのでめちゃ速かったです!と言うと一緒に行こうと思ったと言われた。確かにそんな感じの動きに思えたが私のパワーが足りない。

賞品でレーシングアンブレラが貰えて嬉しかった。レース会場でよく見るやつー!


帰宅まで

遠いし表彰式が16時以降で、帰れなくは無いが(運転手が)大変なので1泊してから帰る。岐阜に泊まるのは初めてだ。

会場近くに胡麻の郷があったのでそこで練りゴマアイスを食べる。

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なつきちゃんに教えてもらった100円たこ焼きを食べる。このご時世に6個100円でたこ焼きが食べられるとは。

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お風呂に入り、美濃の里で飛騨牛朴葉味噌を食べた。

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トレーラーハウスに泊まったが安いし中身は普通のビジネスホテルのようで良かった。壁が薄く、外の音がかなり聞こえるので神経質な人は無理かもしれない。

次の日は池田山を1本登った。流石に連日同じゾーンを叩くのはキツいし傾斜が常に10%を超えていてギア比が1:1あるのにケイデンスが70くらいになる。時々降りがあって平均斜度詐欺じゃんと思った。しかし景色はよく気持ちの良い道だった。

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シャワーを浴びてからパンを買って食べ、

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岐阜のマチュピチュに行って

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足湯に浸かってから岐阜タンメンを食べて帰った。なんとも充実した休日だった。

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帰ってきたら体重が1.5kg増えていて、今週末もレースなのにどうしようかと思っている。疲労で浮腫んでいるだけだと思いたい。

 

感想

ただただ大堀さんが強かった。

ちぎれた後は私にしては一定ペースで走り、出し切ったので良く走れたと思う。

前日にスプロケを交換し、前は50-34後ろは11-34で1:1のギア比が使えるようにした。動画で観た通り傾斜がキツかったので変えて良かった。

毎回思うが、コロナ前まで運動を全くしてこなかった私はまだまだベースのパワーもテクニックも足りないので、地道に積み上げていかなければならないと感じた。やってこなかった分まだまだ伸び代はあるはず。

今回は(いつも)ボトルケージを1つにした以外は特に軽量化はしておらず、あと400g軽くできるので、今後ヒルクライムに出るにあたって軽量化を考えたいと思った。

あと伊吹山ドライブウェイのフルコースを走ることができるのは数年に1度らしいので運良く走ることができて良かった。

第2回 JBCF 鹿屋・肝付ロードレース Feminine 3位

第2回 JBCF 鹿屋・肝付ロードレースに参加しました。


結果

F 3位🥉

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2024/2/23 (前日)

初めて電車輪行で空港に向かった。いつも飛行機に乗る時は車で送っていただいているので、飛行機輪行モードで電車に乗るのは初めてだった。結果としては右肩がこの後3日間死ぬことになる。

夕方空港に到着し、宿に向かった。

チェックインを済ませてマネージャーミーティングを聞き、夕飯を食べた。別の宿に泊まっているチームメイトから3択で夕飯の候補を出されたので、イタリアンになった。Googleマップで調べると地元の海鮮を使ったピザやパスタが食べられそうだったが、今回は無かった。でもかなり美味しいイタリアンだった。

その後風呂に入り、できる限り準備を済ませて寝た。ちなみに宿は6人部屋に1人で泊まって1泊3000円だった。部屋に案内されるまで半信半疑だったが予約通りで安心した。

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2024/2/24 (当日)

5時に起きた。路面はウェットだ。

着替えを済ませて必要な荷物をまとめて宿を5時半に出た。コンビニで食料などを買って食べた。6時半頃駐車場に着き、飛行機輪行状態の自転車を組みたてた。

6時50分頃にライセンスコントロールに行った。激坂の下の駐車場に停めてしまったので本部が結構遠かった。

急いで着替えてゼッケンを貼ってもらい、サインの時間に間に合うだろうが、少しドキドキしながら少し遅めの出発で1周試走に行った。危ない箇所はあまり無いように感じた。

スタート前は知り合いの方々とお話して過ごした。1周目から上げないでほしい~🥺って言った。1周目から上げると内臓が出るので。


レースレポート

スタートしてやや前の方にいた気がする。

特に何も展開はなく1分くらいの登りに入る。登りは4回あるが、最初の登り以外は降りの勢いでかなり登れるくらいの坂なので、アタックポイントはほぼこの坂だろうと思った。

1周目は黒いジャージの女の子が坂の入口から上げていったので、やめて~と思いながら登った。特に集団はバラけることはなかった。

2周目の登りに入るとオダエリさんが先頭でダンシングをしながら上げてくのでやめて~と思いながら登った。

3周目は私が先頭で入り少し上げていったら右からスパーンと鈴ちゃんがアタックした。私は反応が遅れたが、なんとか追走2人の後ろで登りきった。前は鈴ちゃんと桜子さんで、この2人で逃がしたらまずいなと思ったが、あまりギャップができていないので降りで追いつけるかなと思った。しかし追いつけなかった。平坦はこちらは3人だし差を縮められる瞬間もあったので上手く回せば追いつけたかもしれないが、残念ながら4周目の登り口までに追いつくことはできなかった。

5周目に入り、ギャップが拡がってしまった事を知る。平坦でE2/3が来るので左に避けてとモトバイクから指示があったので、それに従って左側に寄った。抜かしてくる集団の先頭付近は右側に寄っているが、後ろの方になるにつれて左側に寄ってくるのが怖い。あまり近づきすぎると風避けになるので女子のリザルトにも影響が出るし、なによりも危ないので右側に寄って欲しい。2車線あるなら右半分に収まってくれると嬉しいけれど、少なくとも1台分は開けるべきだろう。

6周目辺りから登りやコーナーの立ち上がりでアタックを何回かしたがちぎれなかった。まあ最初のアタックでまとまった3人なのでアタック耐性は同じくらいだろうなとは思った。陽子さんと、学生は短時間のパワーが強そうだよね、と話した。

モトバイクから先頭1人3分(だったと思う)と言われたのでもう1人は?と聞いたら落車したと言われた。桜子さんはウェットなエンデューロでも勝っているイメージがあったので珍しいなと思った。大怪我じゃなければ良いけれど……。私達のペースがかなり下がってきていたので、後ろから追いつかれると困ると思い、後ろは?と聞いたら、いないと言われてびっくりした。(レース後に後ろがまだ走っていたことを知ったが、差を気にするほど近くないというバイクの判断だと思っている。というか後ろにバイクがいないからか秒差を把握していなかったのかもしれない。)

後ろがいないという言葉に安心して、疲れた時はゆっくり走って、アタックしたい時はアタックした。

最終周はちぎるのを諦めてスプリントに向けて少し休んだ。スプリント手前になると鹿屋体育大の川本さんがが上げ始めたのでそれについていく。

残り100mくらいから陽子さんが上がってきて後ろについてからさせるか?と思ったが届かなかった。なんとかポディウムはできた。


レース後

桜子さんがゴール地点にいたので一先ず安心した。

その後はチームメイトや陽子さんやオダエリさんと話したりした。

表彰式で副賞が読み上げられ、1、2位が黒毛和牛、3位は黒豚だったので、鹿児島にいる間に和牛を食べようと思った。

選手ガラポンにて会場で使用できる500円券を貰ったので、選手全員貰っている500円券と併せて地元の野菜を使った豚汁とおにぎりとシュークリームを買った。広場にはモニターにレースの中継が映されており、E1のレースを眺めながら食べた。

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チームメイトも出ており、12周目の登りには残っているなと確認し、13周目中盤になったのでゴールを見に行ったら見当たらず、ゴール地点後の選手がたまっている場所にもおらず、車に行ってもおらず、ラップクリップを見たらなぜか-1LAPになっており嫌な予感がした。救護の場所に向かったら途中で会えた。落車に巻き込まれてしまったらしい。私が上手いと思っている人が落車に巻き込まれるのはこの日2人目だ。レース中にも思ったが、あまり危なくないところでの落車が今回は多いなと思った。


夕飯は地元の和牛を使った焼肉屋さんに行った。最高だった。

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感想

3周目くらいでアタックが来るだろうと思ってはいたがついていけなかったのが残念だった。あとJBCFの女子レースは個々がエースであり、追走の時も各々がなるべく休みたいのであまり上手く追いかけられないなと改めて感じた。

スプリントは少し練習したつもりだったけれど動画を観てもあまり踏めていないように感じたし、チームメイトにもそう言われた。本番でペダルを上手く踏めるように、もっとスプリントの姿勢を身体に馴染ませたい。

混走になるのは時間の都合上仕方がないと思うが、抜かす側は抜かす間はコミッセールに言われた方向に寄ってほしい。(日本なら大抵右側だと思う)勿論抜かされる側も最短ルートを走りたいとは思うが、コミッセールの指示に従って左に寄らなければならない。互いのレースへの尊敬が足りていない。

 

商品は後日届いた。黒豚3kgと黒豚餃子が、3パック入っていて冷凍庫がパンパンになった。とても嬉しい!普段安い肉を食べているので舌が肥える~ᵔ𐃷ᵔ

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THE ROAD RACE TOKYO TAMA 2023 女子 8位

THE ROAD RACE TOKYO TAMA 2023 に参加しました。


結果

女子8位


2023/12/2 (前日)

味スタでチームプレゼンテーションとライセンスコントロールがあった。チームプレゼンテーションがあるのは知っていたが、2日前くらいに参加可能な女子は全員来てくださいと連絡があった。トップ選手にはもっと前から連絡がいっていたのかもしれない。スタート地点も味スタも家から自走で行けるくらい近いし、レース前後に予定入れていなかったし、こういう機会は今後の人生で無いかもしれないので行った。

チームプレゼンテーションからライセンスコントロールまでは少し時間があり、元全日本チャンプの植竹さんや知り合いの女性達とお喋りしながら時間を過ごした。植竹さんとは初めて話したが、走りからは想像できない優しそうな方だった。広島から来ている山本さんに知り合いにファンがいるので一緒に写真を撮ってください!と言われてびっくりした。あんまり露出などはしていないのにファンがいることに驚いた。

その後は優子さんとパンを買ってホテルに向かった。スタート地点の富士森公園は味スタから20km程離れているが、わざわざ知り合いに車を頼むほどの距離でもないなと悩んで自走にした。途中でマネージャーズミーティングの時間になったので聞いた。

ホテルにチェックインをしてから、車で来ていた小野さんに図々しく荷物を運んでいただいたので取りに行き、スーパーで少し食べ物を買い、カヌレ、パンとヨーグルトをホテルで食べて準備をして風呂に入って寝た。

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2023/12/3 (当日)

起床は6時頃

お風呂に浸かって身体を温め、パンの残りと飲むヨーを朝ごはんにした。

荷物をまとめてチェックアウトをし、7時過ぎにホテルを出て富士森公園に向かった。

富士森公園にはいくつかテントが立っており、中にはストーブと机があってそこに荷物を置いてアップをした。サインオンが8時からだったので向かったら、透明なボードに名前をサインするタイプでプロっぽい!と思った。番号を勘違いしていて書く場所を間違えてしまったが消せて良かった。その後は壇上で5人ずつそれぞれ一言言うターンがあった。両隣の身長が高くて囚われの宇宙人になった。

テントの場所に戻り、トイレに行ったり荷物を預けたりした。ウェアが薄くて寒いかもしれないと思っていたが段々暖かくなってきたので少し安心した。

その後はスタート地点に移動し、なんやかんやで後方になってしまった。


レースレポート

9時にスタートした。絹ヶ丘から2kmはローリングになるのでそこまではあまりペースは上がらないかなと思いきや、大間違いだった。
スタート地点である、冨士森公園を出てすぐの坂からハイペースなレースとなった。
短い坂しかないので少しでもダメージを与えようということだと思う。スタート位置が後方だったため、もっと前に並ぶべきだったと悔やんだ。身体も冷え切っていたため、いきなりの高強度は辛かった。
2個目の坂、山田駅前の上りも必死に食らいついていった。
山田駅を登りきった後の右コーナーで落車があった。私の胴体に後ろの選手のハンドルが当たったのでヒヤっとしたが、巻き込まれずに済んだ。その後は落車もあったからか、ローリングが近いからか少し落ち着いたように思う。
みなみ野の上りも少しペースは上がったが、ローリング区間まですぐなので山田駅前ほどではなかった。

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photo by Kei Tsuji


ローリング区間は先導車からの指示があり、車が減速したのでそれについていった。ゆっくり定速で走る車の真後ろでのほほんと脚を回して温めた。ここまでで後ろにいるのが辛いのはよくわかったのでなるべく前の方でローテを回していこうと思った。
ローリング区間が終わると右コーナーからすぐ野猿街道の上りになる。U23の女の子達が坂になる度に上げていく。オランダ選手権2位のElisaさんや植竹さんは基本後ろの方にいて様子を伺っているようだった。

柚木街道は平坦に見えるがやや登りになっている。ここで平坦基調なのに川口さんがアタックしてドキドキした。ここまで川口さんがかなり強烈なアタックを何回かかましているので敢闘賞かな?と思った。この後桜子さんが登り手前でアタックし、集団と少しギャップができた。

多摩美の登りで桜子さんを吸収し、登りの後半でさらに強度が上がっていく。多摩美から多摩境にかけては、今までの登りに比べるとかなり長いが、ここでちぎれると完走が怪しくなってくる。しかしここさえ乗り切れば暫くはちぎれないので集団の先頭で坂に入り、アタックがかかった後も必死にくらいついた。今回の最大心拍200はここで出た。想像通り何人か集団から溢れた。

なんとか先頭集団に残り、暫くは降り基調の平坦になる。京王堀之内を越えたあたりからまた登りが出てきて、アタックがかかるので苦しいが踏ん張ってこなしていく。

尾根幹に入り、多摩東公園で左折して降りに入る。長めの降りから右折した後は第2のちぎれポイントである聖ヶ丘の登りに入り、渡部さんがグイグイ上げていく。

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ここも長めの登りなので勢いだけでは登りきる事ができない。登りはじめて植竹さんがアタックし、少しギャップができる。植竹さんを捕まえ、登りの中腹辺りで再度アタックがかかり、全員上がっていく。私はここでちぎれてしまい、一緒にちぎれた手塚さんの後ろを死にかけながらついていく。申し訳ないが全然前に出ることができない。2段目?の坂の終わり辺りで阿部さんと川口さんがちぎれているのを見ながら手塚さんとパスする。まだ前は見えているが前は7人、こっちは2人なので追いつける気がしない。

降りに入り、ようやく前に出れそうだったので先頭を交代する。先頭集団が徐々に離れていくのを眺めつつ、後ろに追いつかれないように頑張った。

府中駅辺りで脚がつりそうになり喚いたら手塚さんに脚を回しな!と言われ踏まずにクルクル回す。

ゴール手前のクランクを手塚さんの後ろで曲がり暫く後ろをついていく。ラストは全力でスプリントをして追走でのトップになった。


レース後

チームメイトが来ていたので合流した。テントに椅子と机があったのでそこで休む。その後は男子のゴールを見たり預けた荷物を受け取ったりした。チップを返したいがどこに返すかわからず、スタッフに聞いてもやはりわからずにウロウロした。


帰宅まで

ドーナツ屋さんでドーナツを食べた。とっっっても美味しかった。

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家が近いので自走で帰宅した。


感想

全体的にアマチュアレーサーでは中々味わえないようなレースで楽しかった。

最初からあそこまでハイペースになるとは思っていなかった。ちぎれるなら多摩美の登りか聖ヶ丘だとは思っていたので多摩美を乗り越えられたのは良かった。聖ヶ丘も乗り越えたかったが私の実力相当だろう。

皆上手なので先頭が坂の入口から突っ込んで垂れるようなことは無かった。寧ろ後半に向けて上げていくような登り方だった。

自分にファンがいるとは思っていなかったしそんなに見られていると思っていなかったのでもっと頑張ろうと思った。

あと家から近いので移動の負担が少なくて良かった。

なんとか10位以内に入ったためサッシャに名前を読み上げられて嬉しかった。でも先頭集団に残りたかったなあ!

茨城シクロクロス #3 城里町 うぐいすの里ステージ WE1 2位

茨城シクロクロス うぐいすの里ステージに参加しました。シクロクロスでは今シーズン初レースでした。


結果

2位🥈

タイム 33:54.3

スタート周回+2周

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2023/12/17 (当日)

朝10時前に会場に着いた。11時10分から試走なのでそれまでに走れるように受付に行ったりなど準備をする。

試走までやや時間があるので知り合いにコースの感想を聞くと「危ない」「怖い」というワードが飛び交う。私は人より少しあるパワーだけでWE1に上がったと言っても過言ではないので不安になり、コースを歩いて見に行った。山林区間は80度くらいの崖みたいなところを降ったり、全部苔で覆われている舗装路の下り坂や、駆け上がれない急登と階段(長い)、キャンバーと盛りだくさんである。私の苦手なシケインがないのは嬉しい。

車に戻ってゼッケンを自転車に貼ったり、空気圧を設定する。前日にホイールをチューブレスレディ対応のものにして少し走ったがイマイチよくわからないので1.5barにした。

レースを走り終わったJi-Jiさんがアテンドしてくれるというのでお願いする。

最初は舗装路なのでいつも通り走る。山林区間に入り、すぐにちょっとした登り返しがあり、木の根っこが邪魔して越えられなかった。その後は急斜面を降ってすぐ右コーナーが出てくるが、まるで降れる気がせず、止まってしまった。路肩でイメトレをしながらようやく降れた。その後もアテンドがなければ走れなかっただろう。急登はゆっくり歩いて登ったが、普段使わない筋肉だからかすぐに心拍があがってしまった。苔は真ん中の苔でフカフカになっているところの方がグリップすると教わったので、真ん中を走ってみたら滑らなくて感動した。その後のキャンバーはビビりながら足を出してゆっくり降った。

試走の時間のスタートが10分遅れたにも関わらず、アナウンスによると招集の時間が変わらないようだったので1周しかできなかった。2周したかった。

出走は5人で、今季初レースなので5番目のスタートだった。最前列の端っこだが、それなりの幅がある舗装路の直線スタートなのでどこでも同じだなと思った。

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スタート前


レースレポート

スタートして、まずはクリートキャッチ。

あんまり上手く嵌らなかったが、思ったより前に出れている。左が嵌ったかな?と思ってダンシングし始めたら右クリートが外れて叫んだ。転ばなくて良かった。

事なきを得て舗装路の登りに入る。舗装路の登りは2段になっており、最初から上げていく。向かい風だが、坂を2段上りきった後は山林区間のテクニカルセクションに入るので、前にいないとすぐに置いていかれるのが目に見えているため、脚を使って先頭を陣取る。本当はここで後ろがちぎれれば良かったが、最初から上げすぎると心拍が持たないのもわかっていたので、ここで200%の力を出すほどはかち上げることをしなかった。

山林区間に入ったらゆっくり下る。崖みたいになっているところの後の右コーナーは曲がれずに左足をついたがすぐ復帰できた。この区間は狭いので流石に抜かされなかった。芝生に入ると後ろが抜かそうとしてくるが、すぐコーナーに入ったりするので何とか降りきった。

しかし平坦路に入り私は安心してしまったのか、コーナーを外側から回ってしまった瞬間に抜かされた。抜かされてからは割とすぐギャップができた。

その後は登山が始まる。自転車を担いで険しい坂道を登っていく。走って前に追いつければ良いのかもしれないが、そんな体力がない。近づきもせず、離れもせずに登山は終わった。

そのままギャップを保ったまま苔の降りに入る。前は既に見えなくなっており、見えないのでわからないが多分ここでも少し差が生じている。

降りきって平坦の芝生に入り、なんとか前に追いついた。しかしキャンバーに入った瞬間みるみる差が広がり、キャンバー後の降りもおそるおそる降車して降ってしまったのでどんどん離れていった。

舗装路の登りに入り、かなり遠くに背中が見えた。頑張って追いかけたが舗装路区間では追いつけず、その後の林区間は1周目同様離されただろう。

この後はひたすら1人旅。

差があっても前や後ろが見えるようなコースだったので、林区間以外は人の気配を感じつつ、追いつこうと簡単な区間は踏んだがとうとう追い付けずにゴールした。


帰り

帰りは山桜で天ぷら蕎麦とソフトクリームを食べて、さつまいもがかなり安かったので買って帰った。

 

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感想

スタート周と2周目で32秒離されていたが、3周目で14秒差にまで縮めていたので、朝の試走から行ってちゃんとコースを見ていればもう少し良い勝負ができたかもしれない。あとは、自分で通れるかな?と思ったが通らなかったラインをME2(自分より後のレース)で使っていたのを見て、もう少しチャレンジしても良かったと思った。突っ込んでいく気合いも足りなかった。

なんにせよ朝から来ない舐めプによる下見不足とテクニック不足だった。

あとおきなわに一緒に行った方が昇格してて良かった。

ツール・ド・おきなわ2023

ツール・ド・おきなわ 女子国際100kmに参加しました。

強風、大降りの雨の中のレースでした。

 

結果

14位

タイム 3:11:10

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昨年2位+スプリント賞だった50kmはこちら

https://cycle-road.hatenablog.com/entry/2022/11/16/210504

 


2023/11/11 (前日)

朝早く家を出て10時頃に沖縄についた。

沖縄からの移動は昨年同様チームメイトとその知り合いの人達に同乗させていただいた。道中、レースは北風で海沿いは追い風みたいだよと教えてもらった。下りが横風で厳しいなと思った。

昼も昨年同様なかま食堂でソーキそばを食べた。今年はスペアリブがある!

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受付を済ませて自転車を預ける。会場付近についたときにはかなり雨が降っていた。自転車は落車で傷だらけになっているのでダンボール課金せずにそのまま積んでもらった。

夕飯は居酒屋で生アセロラジュースなどを楽しんだ。揚げ物も食べたしレース前日にしては油っぽいものを食べすぎたかも。

帰ってレースの準備をして、ヨーグルトを食べて、天気予報が外れてあまり雨が降らないことを祈りながら22時頃就寝した。


2023/11/12 (当日)

4時に起床してバナナとヨーグルトを食べた。4時半に宿を出発し、140kmスタート地点の国頭村に着いた。雨宿りしていたら、よく名前を聞くしおりさんとあんなちゃんを紹介してもらった。最初の便のバスで100kmのスタート地点に向かう。道中はチョコレートベーグルを食べた。

雨が降っていたので建物の下は奪い合いだったが、最初の便で来た人達は場所を確保できたと思う。雨じゃなければもう少しゆっくりでも良いかも。

場所を取って自転車を受け取りトイレに行ったらSHIDOの面々と会い、金子広美さんのスペースにお邪魔することになった(!!)お喋りしていると徐々に女子が増えていき女子会状態に。雨でアップしてもどうせ冷えてしまう(と広美さんが仰るので)アップはしないことにし、タイヤの空気圧調整や持っていくものなどの準備を進める。ゆっこさんにレインホッパーを借りてバイザーの裏表に吹きかけた。これがとても良かった。私はレインジェルを持ってきていたのでほかの女子に貸したりなどした。レインジェルは顔、首、胸元、腕と脚に塗った。

出走の紙を受付に渡さないといけないので渡しに行った。1人だと忘れていたかもしれない。

スタートは9:15くらいに定刻通りだと聞いた。

9:25には準備を済ませ、30分くらい?から並び始めた。しかし雨が降っていて寒いので受付のテントに避難した。そのまま整列し続けている女子もいたが寒くないのだろうか。

スタート間近になり、整列を促されるのでテントを出て並んだが如何せん寒い。早くスタートしてくれ~


レースレポート

100kmのレースはスタート直後から登りがある。

奥の登り

4km4.6%で12分14秒で私は通過した。アップくらいのペースだと聞いていたが4倍くらいのペースで聞いていたよりも速い。みんなのアップは4倍なのかもしれない。与那嶺さんが積極的に前を引いていた。

登りきってダウンヒルになり、どんどん後方へ下がって行ってしまう。ウェットな路面と前の人からの水飛沫で視界が悪く怯んでしまい前の人についていけない。

海岸線

結局降りきった所で少し間があいてしまい、追いかけるような形になってしまった。それでも集団はまだ大きく、少し脚を使ってしまったが降りで私を抜かしていく人も多かったので、そこまでの差は開いていなかったため数秒で追いつけた。海岸線の平坦は集団の中でぬくぬく走る。

普久川ダム

Stravaのセグメントによると7.25km4.5%の登りで私は20分27秒で登った。先頭は19分46秒くらいで登っている。

ドカンとアタックがかかることはないが、後半に向けて徐々にパワーが上がっていく。途中で100kmオープンの集団に追い抜かれたり、道の真ん中にキャットアイがあったり、先頭は最短ルートを走っていて右左に行くので20番手くらい?にいるのは走りにくかった。

中腹くらいで後ろにいすぎて走りにくいしインターバルがかかって嫌だなと思って右側から少し前の方に上がって行った。この動きが祟ったのか、序盤の位置が悪かったのか、最初の降りで脚を使ったからか、調子が悪いのか、そもそも私のパワーが足りないのか、KOMまで残り1km手前でいきなり脚が窒息したみたいになってちぎれた。(位置取りやコーナーリングの技術も含めての実力なので実力不足です。)前から人が落ちてくる様子は無かったので、後ろにいる人からちぎれている感じはした。

残り1kmは自分の出せる範囲で悲しみながら登った。補給所があり、ボトルの中身はまだあるが、おきなわボトルが欲しかったので受け取った。青のボトルがスポドリで、透明のボトルが水だったので青のボトルにした。

ダウンヒルに入り、やはり今日は無理だなと思ったのでゆっくり下った。既に先頭からちぎれているので心は軽い。2、3コーナーに1台位の頻度で自転車が路側に置かれており、落車の多さが伺える。降りでは外国人選手2、3人に抜かされ、陽子さん、ふくまいちゃんに抜かされた。降りがそろそろ終わるという頃に与那嶺さんとJulietさんに抜かれた。

学校坂以降

学校坂で2人に追いつき、思い切って与那嶺さんに話しかけた。与那嶺さんにおきなわってこんなに辛かったっけ~と言われて、与那嶺さんも人間なんだなと思った。

その後ふくまいちゃんに追いつき、陽子さんを捉えそうになったけれど、降りに入って背中が遠くなっていった。

暫くふくまいちゃんと2人でランデヴーしたが、私の降りが遅すぎて置いていかれた。でも、おーたさんにおきなわ直前に降り方を教わったのを思い出して、少し降れるようになった。前に乗っていた自転車と比べてあまりBBに乗れていないと途中で気がついた。

羽地ダムの登り手前の平坦で、ひがしさんが追いついてきたので挨拶をした。後ろに乗っけてもらおうと思ったが、どうやら3位争いの集団らしく、モトバイクに離れてと指示を出されたので指示に従って離れた。

羽地ダム

羽地ダムは1人なのでマスターズの争いを遠くに眺めながら淡々と登った。落ちてくる人もしばしばいたのでパスする。トンネル手前くらいで大堀さんをパスした。降りは相変わらず遅いが、ここを越えればあとはゴールするのみ!と思い、気を引き締めて安全運転をした。

降りきった後、最後のクランクで与那嶺さんと出会ったころからずっと一緒だったJulietさんに抜かれた。登りは私の方が速いが、降りやコーナーで追いつかれてしまう。その後、平坦で差は広まらないが追いつきもできず、そのままゴールした。

無事に帰って来れてよかった~!


レース後

完走証をもらい、レースの出走券についている食事券で沖縄そばが無料で食べられるので食べた。今年は400円のラミネートが復活していた。

パン屋とお菓子屋さん、農産物直売所で買い物をした。農直でサーターアンダギーを買ったら、レース頑張ったね!と揚げたてのサーターアンダギーを1個おまけしてもらった✌️

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あとカフェでコーヒーを飲んだ。

3位争いだったひがしさんは無事に集団の頭を取ったようだ。素晴らしい。

夜は三味線ライブのある居酒屋で打ち上げをし、最後は踊った。

翌朝はパン屋とA&Wで朝食を食べた。A&Wはマックとバーキンを足して2で割った感じだなと思った。道の駅の試食で食べたもずくうどんが美味しかったので買った。

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感想

普久川ダムでちぎれたところでレースは終わってしまったが、ちぎれていなくても降りで遅れていただろう。昨年よりも降れなくなっているのは明らかなので、今まで降れていたのだから来シーズンまでに原因をつきとめて改善したい。あとは集団内で自分が思っているよりももう1列くらい前にいないとしんどいなと思った。

しかし無事に帰ってくるのが1番である。調子崩しちゃうし次のレースに出られない可能性もあるしね。

あとスタート地点近くに宿を取った方がギリギリまで寝られるので、レースのみを考えると良いと思った。ゴール後の移動が悩みどころ。

 

機材

フレーム: RP9

ホイール: DT SWISS ARC 1100 DICUT DB 50

タイヤ: GP5000S tlr 25c

シーラント: NO TUBES

コンポ: Shimano R-9200系

クランク: 165mm

ギア比: 50-34:11-34

ハンドル: Prime Primavera 360mm

ペダル:lAssioma Duo

ANA NISEKO CLASSIC 2023 女子85km 19-34歳 (総合) 優勝

ニセコクラシックに参加しました。


結果

女子19~34歳 (85km女子総合) 1位🥇

タイム 2:34'13"

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集団落車に巻き込まれ負傷しましたが、諦めないで走ったら勝つことができました。


2023/6/17 (前日)

朝早く起きて岩島さんの車に同乗させていただき空港に向かう。

空港は同じくニセコに向かうと思われる方が多く、オペレーションが慣れていないのか、自転車を預けるのにかなり時間がかかった。

新千歳空港に着き、同行者が車を取りに行っている間に食料を確保する。

かま栄のパンロールと揚げかまぼこ、生ノースマン、NOUVELLE VAGUEのブラウニーバトンパイ、きのとやのチーズタルトとソフトクリーム、後は少し試食をした。シュークリームやチーズを買おうかと思ったが帰りに買うことにした。

初めての北海道なので色々なグルメを楽しみたい!

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空港を出て車でヒラフに向かう。コーヒーが飲みたかったのでセイコーマートのコーヒーを飲んだ。焦げた味がして好みではなかった。途中きのこ王国できのこ汁を飲んだ。

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あと途中で目についたTAKAra牧場で牛乳を飲んだ。チーズを買うか悩むも、やはり帰りにしようと牧場を後にした。

道中は空港で買った食料を食べ続けた。

会場付近に着き、適当に車を停めて受付を済ませる。受付を済ませたら試走と自転車を預けるために、自転車の準備をする。

1週間くらい前からクリートが曲がっている気がして足首が痛いので、このタイミングで調整した(遅い)。3回くらい調整したらバッチリ合ったので良かった。この時点で14時過ぎくらい。

その足でゴール前ラスト3km程を試走しに行く。ラストがキツくて長いという噂をチームメイトから聞いた。走ってみて、特にキツい坂は無いが勾配変化がかなりある。万が一ラストスプリントになったらどういう風に走ろうかなと考えながら試走した。

試走が終わり、自転車を預けに行った。自転車預けは16時までだったのでちょうど良い時間配分ではないだろうか。85kmは受付会場/ゴールとは20km程離れており、自走しない人はトラックに自転車を預けることができる。当日はヒラフ坂からバスが出る。

その後は同行者の150kmの試走(車)についていった。

白樺が沢山生えていて長野の標高が高い所を彷彿させる良い坂だった。頂上付近は開けていて景色が良い。150kmに出たくなった。降りはコーナー毎にリズムが異なる気がして、見通しも悪く、180°コーナーもあるしテクニカルだと感じた。先のコーナーが分かりにくいので、ダウンヒルはサイコンに地図を出しておいても良いかなと思った。蘭越からは宿に向かって走る。85kmと同じコースなので私もよく見ておく。特にコースマップに書いてある危険箇所は良く見ておく。

ニセコ駅付近でパン屋で朝食を買おうとするも買えなかった。食パンと菓子パンは売っていたがそういう気分じゃなかったのでコンビニでおにぎりなどを買った。

夕飯はホテルのビュッフェで食べられなくなるまで食べた。本当は炭水化物メインが良いのだろうけれど食べたいものを食べた。

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2023/6/18 (当日)

起床は4時40分

身体を温めて起こそうと思い大浴場に向かったら優子さんがいた。

5時過ぎに部屋に戻ってウェアを着たり荷物をまとめたり準備をして5時半頃宿を出た。

前日はかなりご飯を食べたので食べる気が起きず、何も食べないでバスに向かった。宿からバス乗り場までは歩いて3分くらいだが、坂道をビンディングで歩くのは辛い。近くに宿を取って良かった。

バスに乗り少し胃に食べ物を入れたいなという気持ちになっていたら、優子さんがパンをくれたので小さいもちもちのチョコパンを1つ食べた。

6時15分頃自転車を受け取り、トイレに行った。紐靴の着脱が面倒臭い。

スタート地点は少し離れており、道がわからないので皆についていく。

会場に着き、空気を入れにメカブースに行く。空気を入れたらスタートまで1時間を切っていたのでアップをしにいく。緩い1分くらい?の坂が近くにあるのでそこでアップをした。いつも通り心拍が180超えるまで高ケイデンスインターバルをする。脚の調子は良さそう。6回繰り返したところで心拍180まで上がった。

会場に戻り、知り合いの女の子達と話す。初めましての女性に優勝候補だよ~と紹介されてドキドキする。つい最近賞味期限が切れたアミノバイタル青を飲み、最後にトイレに行った。トイレはかなり混んでいて出た時にはスタート前に皆移動していた。並んでいる列に向かうと皆がここ入りなよ!と言って前から2列目くらいに入れてくれた。みんな優しい。


レースレポート

暫くローリングがあった。先頭が先導車と近いのと、先導車は加減速を繰り返すのと、マスターズのおじさん達がすぐに右から前に出てきて寄せてくるし気が早いし危ないなと思った。案の定ローリング中に落車があった。右からおじさん達が上がって寄せてこなければこの落車はなかったかも。落車した子は直ぐに復帰できていたので良かった。

スタートして少しペースが上がる。最初の坂は1.8km5.4%の5分くらいの坂なので、アップくらいの気持ちで一定ペースで登る。前からポロポロ人が落ちてくるのでそれをパスしていると段々前の方に上がっていく。

降りに入って登りで出遅れた人達が右側から上がってくるので危ないなと思う。

スタートから10km過ぎ、22分程経過した所で落車があった。緩い降りで道幅も広く、なぜここで?と思うような所だった。先頭付近でハスって落車したらしく、速度も出ていて集団もまだまだ大きかったためかなりの大落車となった。私は道の真ん中辺り、ギリギリ先頭が見えるくらいの位置を走っていたため、落車の真ん中に突っ込んだ。落車に気づいたときには既に遅く、横に避けることもできないため真っ直ぐ突っ込んだ。福田さんを越えてその後ろ辺りで着地し、上から降ってくる自転車から顔を守りながら耐えた。

音が止んで、意識があり、起き上がることができたので自転車を探してガサガサ取り出す。サイコンとボトルとヘルメットのバイザーが無く、辺りを探すとサイコンだけ近くに落ちていたので拾う。サイコンマウントが折れていたため背中のポケットに入れる。自転車が動くか見ると、レバーが曲がっているのとチェーンが落ちているくらいに思えたのでチェーンを戻して走り出そうとするが、チェーンが上手く嵌っておらず落ちてしまったのでまた止まる。チェーンが落ちた時はクランク回して確認しないとダメだ。

走り出してから自分の右親指からかなりの血が出ていることに気がつく。サイコンを拾った辺りで血がついているのには気がついていたが、返り血かと思っていた。走りながら親指を曲げ伸ばしたり、触ってみて特に異常が無かったのでそのまま走り続けることにした。出血量が多く、傷も深めに見えるのでそこだけ気になったが傷口を舐めながら走った。意識を失ったりしないか少し心配だ。

取り敢えず前に見えている小集団を捕まえようと頑張って踏んでいく。落車してから2分も経っていないだろうが、かなりの人数が前に行っており、この時点でリザルトを狙うのは絶望的だろうと思った。3つくらいの小集団は割とすぐに追いつけた。後からログを見るとここで最大心拍を叩き出している。

ストレートで1分程前に大集団が見えるのでまだ追いつけるよ!と声をかけてローテを促す。しかしローテしてくれるのは10人もおらず、焦ってしまうのかあまり上手く回らない。前に大集団が見えるのにローテに加わらない人達は、リザルトを狙っていないのだろうと思った。勿論小柄な女性の私に気を使って前を牽いてくれようとする紳士もいた。私は諦めが悪いので、少しずつ離れていく前の集団を見ながら、なるべくタイムを離されないように積極的に前で走った。なんとかUCIメダルが欲しい!!!

2個目の登りに入り、集団はバラけた。少し息が上がるくらいのペースになった。8人くらい?先行した。無理すればついていけかもしれないがまだ先は長いので1時間のヒルクライムを登る気持ちで登っていく。その後は足が合った人達とまたローテして走っていく。

ボトルを落として飲み物がなく、流石に厳しいと思い、近くを走る2ボトル持っている男性に1本貰えないか頼む。何人か声かけるのを覚悟していたが、1人目で貰うことが出来た。足を攣らずに走りきれたのはこの方のお陰だと言っても過言ではない。

この辺りはゴリゴリマッチョの外人に尊敬しますって言われたりなんか励まされたりして走っていて楽しくなってきた。

途中でチームメイトのSさんや同カテゴリのかなちゃん(カテゴリ2位)を捕まえた。Sさんは平坦をゴリゴリ引いてくれた。

新見の登り5km程手前でふと思い出し、ジェルを飲む。その辺りで桜子さんに声をかけられる。後ろを向いたらかなりの大集団になっていて驚いた。2個目の登りはもっとサボって良かったかもしれない。この時は先頭集団に同カテゴリの女子が何人かいるだろうと思っていたので、なんとか新見の登りでタイム差を縮めたいと考えていた。

新見の登りに入り、前の方に出た男性達について行く。10人くらいの集団になり、無理をせずに登れるペースでちょうど良かった。このまま日の出KOMまで行きたい。

新見補給所(残り31.4km)では青いニセコボトルを受け取った。中身は水だった。黒いボトルがスポドリだったっぽい。スポドリが欲しかった。

この後は登りで脚が合った数人と協力してひたすら走った。黄金の補給所(残り17.1km)でラストに向けてジェルを飲んだ。日本ろう自転車競技会の方が周りを纏めたり励ましてくれたりして元気が出た。

残り10kmくらい?で前に女子が見えてくる。遠くてゼッケンが見えず、カテゴリが同じなのかもわからない。取り敢えず差を詰めていっているので、無理をしなくても追いつけそうだなと思った。追いついてゼッケンを見たら違うカテゴリだった。やはりまだ前に女子はいるだろうと考えて脚は緩ませずにそのまま走る。

残り3km、ストレートの先に女子は見えず、これより先に女子がいたとしても追いつけないなと諦める。登りからずっと一緒だった、赤地に白い桜のジャージを着ている方と最後は2人になり、ゴール前3kmくらい結構牽いてもらったのでゴールはお先にどうぞ~と言って先に行ってもらった。

ゴール前の坂は走っている人はまばらで、私は血まみれなので観客からうわぁ……という声が聞こえてくる。確かに血まみれの女が走ってたら怖いだろう。道中子供も多かったが大丈夫なのだろうか。

ゴールラインを跨ぐ時は、ゴールできただけで優勝!と思ったので両手を広げた。


レース後

タグを返し、たぶちんさんからはちのさんの事を聞かれたので落車に巻き込まれてなさそうでしたよ~と答えた。確かに血塗れの私を見たら彼女の事が心配になるだろう。

走り終わったレジェンドと遭遇し、一緒に救護テントに向かう。中を見ると2人横になっていた。片方は女性で、多分同じ落車に巻き込まれて骨折してしまったのだろう。

水で血を流してもらい指の手当をしてもらう。傷口を舐めていたので口周りも血だらけだったらしい。

怪我は右手の親指と左大腿部裏面の手の平大の擦過傷くらいだった。

落車で他の女子を見失い、自分のリザルトがわからなかったので、レジェンドのスマホでリザルトを見ると、なんと優勝していた!殆どの女子が落車で足止めをくらったようだ。

私は日の出KOMは1位で通過していない。日の出KOM1位通過の人はDNFになっているのでもしかしたらKOM後に落車してしまったのかもしれない。今回は運要素が大きいレースだった。

宿に戻ってシャワーを浴び、昼ごはんはスープカレーを食べた。

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表彰式で右手の親指が包帯と保冷剤で動かせず、チャンピオンジャージのジッパーが上げられなかったので桜子さんに上げてもらった。


帰宅まで

レース当日の夜はチームメイトとジンギスカンをした。

星がとても綺麗だった。

次の日は自転車をしまう前に10分くらい宿の近くを走ろうとスマホも持たずに私服で走りに行っらが、道に迷って1時間走った。

救護で縫ったりしなくても大丈夫そうだねと言われたが、帰りの車でも血が止まらなかったので、悩んだが病院にかかることにした。

10時すぎに病院に行ったら混みすぎてて会計が終わるのに14時くらいまでかかった。

人生で初めて自分の身体を縫うことになったが、診察してその場でベッドに寝転んで縫うとは思わなかった。指を石鹸で綺麗に洗い(痛い)、注射針で色々な角度にしてゴリゴリ麻酔を注入された(かなり痛い)。指は3針縫った。縫う時には麻酔が効いて痛くなかった。

ちなみに記事投稿現在5ヶ月ほど経過したがまだ指が痛いしそもそも指の動きが悪くなってしまったように感じる。

 

感想

UCIメダルがとても欲しかったので、獲得できて良かったが代償は大きかった。上位25%はメダルが貰えるらしい。

若い男性のカテゴリから順番にスタートさせて2分差でもつけてくれれば、レース的にもカテゴリがわかりやすいし、ここまで大きな集団にはならず、リスクも減るだろう。

自転車も私もかなりの傷を負ったし、優勝できたので暫くニセコは出ないと思うが北海道はまた行きたい。

第57回 東日本ロードクラシック F 7位

第57回 東日本ロードクラシックに参加しました。


結果

F 7位

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2023/4/30 (当日)

起床は2時頃

大佐に迎えに来ていただいた。

大佐を待っている間、ディスコードで友達が通話していたので、入って、おはよう!と言ったら訳が分からないと言われた。私もよく分からない。

既に雨が降っており、DNSするか悩みながら群馬CSCに向かう。会場の手前、上毛高原付近のコンビニで食料を買った。

会場の入口では車がずらっと並んでおり、既に駐車という名のレースが始まっていた。

初めて群馬CSCに来たが噂通り電波が悪い。

開場とほぼ同時くらいだったのでゆっくり準備をした。チームメイトで、今日の審判の1人のKさんに今日は最後尾を車で走るから俺に捕まらないようにな!と言われる。こわい

着替えて受付でサドルの穴を塞ぐためにテープを借りて貼ったり、ヴェロトーゼ峠を越えたりゆっくり準備をしていたら試走が始まっていた。うーん準備が遅い。

路面は完全にウェットでコーナーも結構急なので全然曲がれない。いのちだいじに行こう。パワー云々よりもテクニカル面で置いていかれそうだなと思った。

試走が終わり、車検をしに行ってタグをつけ忘れているのに気がつく。大佐が取ってきてくれた。並んでいる間は少し寒かった。


レースレポート

後方からスタートした。もう少し前でスタートすれば良かったと思いつつ前の方に上がっていく。植竹さんやフェミニンリーダーの成海さんの近くで走ることを意識する。

降りで曲がれずにインターバルがかかってしまい心拍を上げてしまう。

4周目に入る手前の登りで阿部さんがアタックをし、植竹さん、成海さん、大蔵さんがついていく。私はついていけず、大関さん、仲村さん、大堀さん、小田さん、高橋さんの6人パックになった。この集団も良い面子。

この後は先頭とのギャップは広がるし、やはり降りが下手なので特に降りに入る時は前で展開するように登りで前に出て脚を使っている感じだった。ジェルは裾に入れるといいよと言われたので裾に入れてみたが、ジェル自体が雨で滑るしうまく飲めなかった。全てが下手すぎる。

9周目で成海さんを吸収、高橋さんは気がついたらいなくなっていたので引き続き6人で走る。10周目で大蔵さんを吸収、前は2人なのでこの集団から表彰台に1人は乗れることになる。しかし降りインターバルと前に出すぎてしまっていたのと補給が足りずに、私の脚が終わっている。転ばなければ完走はできそう。

13周目、残り1周というところで大関さんがアタックした。誰もついていけず、10秒~20秒くらいギャップができる。大関さんは元々スキーの選手で、ウェットなコーナーも難なく走っていたので逃げ切るかも…と思いながら追った。

小田さんと大蔵さんはいなくなり、集団は4人になった。前の大関さんは見えているが追いつけず、最後は脚が終わっているので集団スプリントもできず、集団最後尾でゴールした。


レース後

テンションが上がっているので色々な人に声をかけた気がする。レース中は走っているのでわからなかったがレース後はあまりにも寒すぎてシャワーを借りた。その後はトルティーヤとフィナンシェとプロテインを飲んでから自転車を洗った。午後は大佐がE1レースに出るのでチョコパイ(4個入り)と干し芋を食べながら補給に立っていた。補給に立つのは初めてだったので緊張したが、何とか渡せて安心した。多分大佐が取るのが上手なんだと思う。


帰宅まで

天丸さんで天ぷら付きのざる蕎麦を食べた。揚げたての天ぷら大好き。

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感想など

何よりも降りコーナーが下手だった。そしてコーナーが下手なので前めで展開したが、更に脚を削ってしまった。人の後ろに着くのも怖くて風よけもイマイチできていなかったように思う。

今回はアームカバーにレッグカバーを付けていたが、レッグカバーは水を吸ってペダリングの邪魔になるよと言われた。確かに一緒に走っていた女子はみんな生脚だった。

こんなに長い距離のロードレースは初めてだったが、雨が降っていたからかドリンクは1本で間に合った。ただしエネルギーは足りていなかったのでジェルを飲む練習をした方が良い。