bicycle_uuのブログ

自転車レースの感想

THE ROAD RACE TOKYO TAMA 2023 女子 8位

THE ROAD RACE TOKYO TAMA 2023 に参加しました。


結果

女子8位


2023/12/2 (前日)

味スタでチームプレゼンテーションとライセンスコントロールがあった。チームプレゼンテーションがあるのは知っていたが、2日前くらいに参加可能な女子は全員来てくださいと連絡があった。トップ選手にはもっと前から連絡がいっていたのかもしれない。スタート地点も味スタも家から自走で行けるくらい近いし、レース前後に予定入れていなかったし、こういう機会は今後の人生で無いかもしれないので行った。

チームプレゼンテーションからライセンスコントロールまでは少し時間があり、元全日本チャンプの植竹さんや知り合いの女性達とお喋りしながら時間を過ごした。植竹さんとは初めて話したが、走りからは想像できない優しそうな方だった。広島から来ている山本さんに知り合いにファンがいるので一緒に写真を撮ってください!と言われてびっくりした。あんまり露出などはしていないのにファンがいることに驚いた。

その後は優子さんとパンを買ってホテルに向かった。スタート地点の富士森公園は味スタから20km程離れているが、わざわざ知り合いに車を頼むほどの距離でもないなと悩んで自走にした。途中でマネージャーズミーティングの時間になったので聞いた。

ホテルにチェックインをしてから、車で来ていた小野さんに図々しく荷物を運んでいただいたので取りに行き、スーパーで少し食べ物を買い、カヌレ、パンとヨーグルトをホテルで食べて準備をして風呂に入って寝た。

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2023/12/3 (当日)

起床は6時頃

お風呂に浸かって身体を温め、パンの残りと飲むヨーを朝ごはんにした。

荷物をまとめてチェックアウトをし、7時過ぎにホテルを出て富士森公園に向かった。

富士森公園にはいくつかテントが立っており、中にはストーブと机があってそこに荷物を置いてアップをした。サインオンが8時からだったので向かったら、透明なボードに名前をサインするタイプでプロっぽい!と思った。番号を勘違いしていて書く場所を間違えてしまったが消せて良かった。その後は壇上で5人ずつそれぞれ一言言うターンがあった。両隣の身長が高くて囚われの宇宙人になった。

テントの場所に戻り、トイレに行ったり荷物を預けたりした。ウェアが薄くて寒いかもしれないと思っていたが段々暖かくなってきたので少し安心した。

その後はスタート地点に移動し、なんやかんやで後方になってしまった。


レースレポート

9時にスタートした。絹ヶ丘から2kmはローリングになるのでそこまではあまりペースは上がらないかなと思いきや、大間違いだった。
スタート地点である、冨士森公園を出てすぐの坂からハイペースなレースとなった。
短い坂しかないので少しでもダメージを与えようということだと思う。スタート位置が後方だったため、もっと前に並ぶべきだったと悔やんだ。身体も冷え切っていたため、いきなりの高強度は辛かった。
2個目の坂、山田駅前の上りも必死に食らいついていった。
山田駅を登りきった後の右コーナーで落車があった。私の胴体に後ろの選手のハンドルが当たったのでヒヤっとしたが、巻き込まれずに済んだ。その後は落車もあったからか、ローリングが近いからか少し落ち着いたように思う。
みなみ野の上りも少しペースは上がったが、ローリング区間まですぐなので山田駅前ほどではなかった。

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photo by Kei Tsuji


ローリング区間は先導車からの指示があり、車が減速したのでそれについていった。ゆっくり定速で走る車の真後ろでのほほんと脚を回して温めた。ここまでで後ろにいるのが辛いのはよくわかったのでなるべく前の方でローテを回していこうと思った。
ローリング区間が終わると右コーナーからすぐ野猿街道の上りになる。U23の女の子達が坂になる度に上げていく。オランダ選手権2位のElisaさんや植竹さんは基本後ろの方にいて様子を伺っているようだった。

柚木街道は平坦に見えるがやや登りになっている。ここで平坦基調なのに川口さんがアタックしてドキドキした。ここまで川口さんがかなり強烈なアタックを何回かかましているので敢闘賞かな?と思った。この後桜子さんが登り手前でアタックし、集団と少しギャップができた。

多摩美の登りで桜子さんを吸収し、登りの後半でさらに強度が上がっていく。多摩美から多摩境にかけては、今までの登りに比べるとかなり長いが、ここでちぎれると完走が怪しくなってくる。しかしここさえ乗り切れば暫くはちぎれないので集団の先頭で坂に入り、アタックがかかった後も必死にくらいついた。今回の最大心拍200はここで出た。想像通り何人か集団から溢れた。

なんとか先頭集団に残り、暫くは降り基調の平坦になる。京王堀之内を越えたあたりからまた登りが出てきて、アタックがかかるので苦しいが踏ん張ってこなしていく。

尾根幹に入り、多摩東公園で左折して降りに入る。長めの降りから右折した後は第2のちぎれポイントである聖ヶ丘の登りに入り、渡部さんがグイグイ上げていく。

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ここも長めの登りなので勢いだけでは登りきる事ができない。登りはじめて植竹さんがアタックし、少しギャップができる。植竹さんを捕まえ、登りの中腹辺りで再度アタックがかかり、全員上がっていく。私はここでちぎれてしまい、一緒にちぎれた手塚さんの後ろを死にかけながらついていく。申し訳ないが全然前に出ることができない。2段目?の坂の終わり辺りで阿部さんと川口さんがちぎれているのを見ながら手塚さんとパスする。まだ前は見えているが前は7人、こっちは2人なので追いつける気がしない。

降りに入り、ようやく前に出れそうだったので先頭を交代する。先頭集団が徐々に離れていくのを眺めつつ、後ろに追いつかれないように頑張った。

府中駅辺りで脚がつりそうになり喚いたら手塚さんに脚を回しな!と言われ踏まずにクルクル回す。

ゴール手前のクランクを手塚さんの後ろで曲がり暫く後ろをついていく。ラストは全力でスプリントをして追走でのトップになった。


レース後

チームメイトが来ていたので合流した。テントに椅子と机があったのでそこで休む。その後は男子のゴールを見たり預けた荷物を受け取ったりした。チップを返したいがどこに返すかわからず、スタッフに聞いてもやはりわからずにウロウロした。


帰宅まで

ドーナツ屋さんでドーナツを食べた。とっっっても美味しかった。

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家が近いので自走で帰宅した。


感想

全体的にアマチュアレーサーでは中々味わえないようなレースで楽しかった。

最初からあそこまでハイペースになるとは思っていなかった。ちぎれるなら多摩美の登りか聖ヶ丘だとは思っていたので多摩美を乗り越えられたのは良かった。聖ヶ丘も乗り越えたかったが私の実力相当だろう。

皆上手なので先頭が坂の入口から突っ込んで垂れるようなことは無かった。寧ろ後半に向けて上げていくような登り方だった。

自分にファンがいるとは思っていなかったしそんなに見られていると思っていなかったのでもっと頑張ろうと思った。

あと家から近いので移動の負担が少なくて良かった。

なんとか10位以内に入ったためサッシャに名前を読み上げられて嬉しかった。でも先頭集団に残りたかったなあ!