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自転車レースの感想

第15回 伊吹山ドライブウェイヒルクライム JBCF Feminine 2位

第15回 伊吹山ドライブウェイヒルクライム に参加しました。


結果

F 2位🥈

タイム 58:40

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2024/4/14 (当日)

起床は3時半頃

自宅でたまごペーストを作って焼いたバゲットや雑穀パンを持っていき車内で食べた。

途中でチームメイトを拾い、関ヶ原を目指す。

途中駒ヶ岳SAでソフトクリームを食べた。美味しかった。

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想定よりもかなり早めの8時半に着き、受付は10時からなのでそれまでどうしようという話になり、陸軍火薬庫と私だけ鍾乳洞を見に行った。鍾乳洞内に人間はいなかったが、コウモリが私を観察しにいっぱい飛んで来た。寝てるコウモリはかなり近づいても動かなくて大丈夫かな?と思った。

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10時過ぎに受付を済ませてゼッケンを貼ったり、自転車を出したりだらだら準備をする。それにしてもかなり暑い。レース3時間前なのでパンと牛乳を齧ってレース前最後の食事とした。

その後はやたらトイレに行きたくなり、胃腸の調子が微妙でレースは大丈夫かな?と少し不安になった。

12時半から荷物預かりが始まるのでそれに合わせて移動し、荷物を預ける。このタイミングで荷物預けだとスマホを入れられるので嬉しい。その後はいつも通り近場の坂でアップし、心拍180までハイケイデンスで上げる。

アップが終わってトイレに行くと女子トイレと男子トイレが1つずつあり、男子が並んでいるのを横目に誰も並んでいない女子トイレに入った。数少ない女子で良かったと思う瞬間である。

ジェルを飲み、スタート地点近くで検車をする。検車台を使っての検車は始めてだったので少しだけドキドキしたが、普通に通った。検車が終わった後も少し時間があったので近くの芝生に座り、周りを眺めながら時間を潰した。

周りが並び始めたので私も動き始める。

狙っていたわけではないが最前列真ん中の方になった。隣に大堀さんがいたので話しかける。今まで同じパックになったこともあったが、話したことがなかったので私の事を認識していないかもと思ったけれど、覚えてくださっていた。ヒルクライムでご一緒するのは初めてだが、かなり登りに強いイメージがあるのでついて行けるところまでついて行きたいと思っている。


レースレポート

鉄砲の音でスタート、音が大きくて驚いた。大堀さん先頭でbalbaの豊岡さん(多分)がその後ろにおり、私は3番手になった。かなりペースがキツく5倍弱くらいで走っている。このままのペースだとすぐに落ちるなと思いつつ、ついていく。最初の100mくらいは少し塊になっていたが平坦でスピードが上がったタイミングで縦に伸びる。後ろから聞こえる息遣いはかなり苦しそう。

この後の登りで豊岡さんが大堀さんからちぎれ、すぐにチェックしてその後は大堀さんとランデヴーになった。正確には見ていないがスタートしてからまだ1~1.5km程だと思われる。その後ペースはほぼ変わらず、大堀さんにローテを促されたタイミングで前に出るが、うーんキツい。でも大堀さんの息も上がっていてちょっと安心した。

また大堀さんが前に出て走り、次にローテを促されたタイミングで無理だったのでその旨を伝えてすぐにちぎれた。スタート地点からまだ2.6kmである。心拍は190出ており、ヒルクライムでこれ以上出ると完全に失速してしまうので、ここでちぎれるしかなかった。後ろは単独でコーナー1つ分くらい、20秒はギャップがあるように見えるが、まだ見えているので気を抜くことはできない。

この後はひたすら4倍くらいで個人TTをした。ほんの数秒だが降るところがあるし、風もそれなりに吹いていたため、本当は他の人と走った方がタイムは出るだろうが、後ろはそこそこ離れているはずなので待つ訳にもいかず、残念ながら自分の力で進むしかない。

序盤は前とのタイムギャップをモトバイクが教えてくれたが、コーナーの先に大堀さんが見えなくなった辺りで教えてくれなくなり、前のタイム差はわからなくなった。後ろのタイム差はずっとわからないので、抜いてきた男子に聞いた。結構離れてますよと言われたので、取り敢えず今のペースを保てば大丈夫だろうと自分に言い聞かせた。

コースの半分を過ぎるとE2、E3の男子が増えてきて、いよいよ後ろにいるのが女子かどうかもわからなくなった。増えてきたといっても大きな集団が来るわけではなく1人か2人くらいのパックがポツポツ私を抜かしていくくらいで、風避けの恩恵はほぼない。途中でbalbaの人に抜かれてドキッとしたが男性だった。

心拍はずっと180後半から下がらない。暑いのでときどきドリンクを飲む。前は見えないし後ろが気になって時々振り向くが女子らしい姿は見えないように思える。それにしても後ろがどのくらい離れているのかよく分からないので不安すぎる。

残り3、4kmくらいでチームメイトが抜いてきた。お互いに頑張れーと応援しあう。

残り1km、乗鞍のラストを彷彿させるような道が出てきて心が折れそうになった。遥か彼方にゴール地点と思われる小屋が見える。そして小屋の手前にモトバイクと大堀さんが見えた。

もうラストに向けてパワーを上げる気力が残っていないが、ここで手を抜いて追いつかれたら悔やみきれないのでパワーを維持してラスト1kmを走った。

ゴールラインを越えて後ろに追いつかれなかったことに安堵しつつ、分かってはいたが大堀さんと戦うには全然パワーが足りなかったと反省した。


レース後

余りにも疲れたので地面に寝転がる。とても気持ちが良かった。先にゴールしたチームメイトが計測チップとプレートを外してくれて有難かった。

ゴール地点から奥の方に景色を観に行くと、東は自分の走ってきた道、西には琵琶湖が見え、とても良い景色だった。

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琵琶湖

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持ってきた羊羹を食べて、頂上のカフェが開いていたので紅茶を飲んだ。

最後のパックで山を降った。表彰台の横の受付で表彰者の確認を済ます。

balbaの豊岡さんと暑いね~とか言いながら表彰が始まるのを待つ。いや本当に日差しが暑い。途中で大堀さんが来たのでめちゃ速かったです!と言うと一緒に行こうと思ったと言われた。確かにそんな感じの動きに思えたが私のパワーが足りない。

賞品でレーシングアンブレラが貰えて嬉しかった。レース会場でよく見るやつー!


帰宅まで

遠いし表彰式が16時以降で、帰れなくは無いが(運転手が)大変なので1泊してから帰る。岐阜に泊まるのは初めてだ。

会場近くに胡麻の郷があったのでそこで練りゴマアイスを食べる。

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なつきちゃんに教えてもらった100円たこ焼きを食べる。このご時世に6個100円でたこ焼きが食べられるとは。

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お風呂に入り、美濃の里で飛騨牛朴葉味噌を食べた。

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トレーラーハウスに泊まったが安いし中身は普通のビジネスホテルのようで良かった。壁が薄く、外の音がかなり聞こえるので神経質な人は無理かもしれない。

次の日は池田山を1本登った。流石に連日同じゾーンを叩くのはキツいし傾斜が常に10%を超えていてギア比が1:1あるのにケイデンスが70くらいになる。時々降りがあって平均斜度詐欺じゃんと思った。しかし景色はよく気持ちの良い道だった。

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シャワーを浴びてからパンを買って食べ、

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岐阜のマチュピチュに行って

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足湯に浸かってから岐阜タンメンを食べて帰った。なんとも充実した休日だった。

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帰ってきたら体重が1.5kg増えていて、今週末もレースなのにどうしようかと思っている。疲労で浮腫んでいるだけだと思いたい。

 

感想

ただただ大堀さんが強かった。

ちぎれた後は私にしては一定ペースで走り、出し切ったので良く走れたと思う。

前日にスプロケを交換し、前は50-34後ろは11-34で1:1のギア比が使えるようにした。動画で観た通り傾斜がキツかったので変えて良かった。

毎回思うが、コロナ前まで運動を全くしてこなかった私はまだまだベースのパワーもテクニックも足りないので、地道に積み上げていかなければならないと感じた。やってこなかった分まだまだ伸び代はあるはず。

今回は(いつも)ボトルケージを1つにした以外は特に軽量化はしておらず、あと400g軽くできるので、今後ヒルクライムに出るにあたって軽量化を考えたいと思った。

あと伊吹山ドライブウェイのフルコースを走ることができるのは数年に1度らしいので運良く走ることができて良かった。