前橋シクロクロスに参加しました。
シクロクロス初参加です。
結果
CL2+3 2位🥈
シクロクロスに出るまで
昨年の冬からシクロクロスに出たいなと何となく思っていた。
元々はMTBとかオフロードをやってみたいとぼんやり思っていたが、走る場所がないので見ないようにしていた。しかしシクロクロスならレースも身近で走りやすそう、と思った次第である。
秋になり、周りがシクロクロスシーズンに入り、私もやろうと決意したものの、フレームの在庫がなかったので10月初旬にメルカリで自転車を買った。すぐ飽きるかもしれないのでなるべく安く手に入れたかった。クランク長とハンドル幅が余りにも合わないので変えて、ついでにフロントシングルにした。
練習は買ってからすぐ2回くらい乗ったのと、おきなわが終わってから2回乗った。曲がる練習や忍者返し、乗り降りなどを付け焼き刃だが練習した。
前日も練習する予定だったがあまりにも体調が悪くて寝込んでいた。女の身体はなんとも不便だ。
2022/11/27 (当日)
3時過ぎに起き、朝ごはんは納豆ご飯と味噌汁と唐揚げとミートボールを食べた気がする。
Wタクミと車で向かった。チョコレートとブラウニーとカンノーロを食べつつ、体調はマシになっていたがいつもより高強度は出ないだろうなと思いながら前橋に向かった。
夜明けと共に会場に着いて6時半頃試走を始めた。かなり寒かったので車から出たくなかった。Wタクミがパンプトラックの走り方ややラインを教えてくれた。なんだかんだ3周と気になるところを何回か走ったので少し汗ばむくらいには身体が温まった。レッグカバーをしていたがずり落ちてくるので外した。
7時20分頃受け付けをして、ジャージにゼッケンを着け、いつも通りWINZONEのジェルを飲んで、すぐスタート位置に向かって列に並んだ。
スタート位置は最前列の1番左になった。CL2+3は9人だったが、初めてなのに何故か番号が5番目だったので前に並べた。
レースはCM3とCL2+3の混走で、CM3の1分後にスタートをする。
初めてのシクロクロスレース
スタートしてからゴールゲートの手前までクリートが嵌らなかったので頑張って嵌めていた。片面フラットのSPDなので向きを合わせないと嵌らない。嵌ってからダンシングをしたが、待っている間に脚が冷えたようで上手く踏めない。
それでも並んだ位置が良かったのか、階段は2番手で上がる。肩に自転車を担ぎ、階段を駆け上がりたかったが如何せん脚が冷えていて上手く登れない。脚がギューっとなって既にすごくキツい。
その後の降りは試走でも走っていたものの、かなり躊躇してしまった。
平坦の芝生はなるべく試走の時のラインを意識したい。しかし、初めてのシクロクロスでハイになっているのか視界が狭く、ラインも何もわからずに取り敢えず走っていた。先頭との差は開くばかり。
テクニックはまったく無いので周りと差をつけるためにはストレートで踏むしかなく、オールアウトしない程度にストレート毎に踏む。インターバルで辛い。
最初のシケインはギリギリまで結構な速度で入ってしまったが、これは無理だと思い急ブレーキをして、シケインに自転車をぶつけながらえっちらおっちら超える初心者プレイを観衆に見せつけた。
忍者返しは割と登れると思ったので乗車した。
パンプは折角教えてもらったのに、ハイになっていたので腰が引けていたのではないかと思う。リズムもイマイチ掴めず自転車をバンバン飛ばしてぶつけながら走ってしまった。
木の根っこが多い所は1個目の丘だけは登って降って、その後は担いで走る。今までの人生で50m走は10秒切れるか切れないかだったので走るのは遅いが、できる限り頑張って走る。自転車を下ろす時に背中のゼッケンに引っ掛けてしまい、背中のゼッケンを落としてしまった。
その後の砂利混じりのコースは試走の時よりも滑る気がした。空気圧を上げたからかもしれない。コーナーリングが遅すぎるのと、テープが切れていてコースがどちらかわからなくなって止まったりしたので、3番手についていたおちょねさんにかなり差を詰められて焦った。
木の根っこを超えるところでチームメイトがここだよ~とラインを教えてくれた。ちょいちょいチームメイトや観衆が声をかけてくれるので嬉しい。
その後の平坦は、詰められた差をなるべく離せたらと思いながら踏む。既に1位の人は見えなくなっていたので優勝は無理だなと思いながら2位の座を確固たるものにするべくなるべく踏めるところは踏んでいった。
レースは4周回になった。あと3回シケインと階段を超えるのを考えると少し嫌になった。
2周目で、長めのストレートが2回来た後に落ち葉がたくさんある丘を斜めに2回登らされるところでステンと転んだ。ヘルメットのバイザーが吹っ飛んでしまった。
バイザーが轢かれてないといいなと思いながら下手くそにシケインを超える。
3周目は転んだお陰か、またはアドレナリンが切れてきたのか、冷静さを取り戻して試走の時のラインが見えるようになってきた。1番の人は見えないが、3番手も見えなくなってきた。CM3の方々を抜かす場面が出てきたので声をかけながらパスさせてもらう。
4周目は余程のミスをしなければ2位は堅いと思い、なるべく安全に走った。砂利区間で1位の人は既にゴールしており、少し気持ちが逸る。チームメイトが2位だった時にピースしていたのを思い出し、私もピースでゴールに飛び込んだ。
レース後
バイザーはチームメイトが拾ってくれていた。感謝しかない。
表彰式の前に次のレースが始まるので、表彰式の観客は少ないが、知り合いが何人か駆けつけてくれた。表彰台では登った3人で握手をした。選手同士で握手するのは多分初めてで、こういうのは嬉しい。
機材
CAADX TIAGRA 2017
ハンドル canyon H17 ERGO AL 380mm
レバー シマノの油圧
クランク FC-RX600 165mm 40T
ペダル PD-EH500
ホイール MAVIC XSYRIUM DISC
タイヤ Panaracer Cedric Gracia CX 700×32C
前2.0気圧 後1.8気圧くらい
シクロクロス初参加の感想
レースになると視界が狭くなるので、付け焼き刃のテクニックでは通用しないと痛いほど感じた。乗降車や自転車の上げ下ろしなど、身体に染み込ませるくらい反復する必要がある。
あと片面フラペのSPDだとクリートキャッチが両面よりシビアなので、今後レースに出るなら両面SPDを用意する必要があると感じた。シューズもロードを始めた時に買ったゆるゆるのシューズなので、パワーが逃げていそう。
サイコンをハンドルにつけていたが、カバーが捲れるのが気になったので背中に入れるかどうにかしたい。
ゴール後にチームメイトからタイヤの空気圧が高いと言われたのとタイヤはあまりレースで使われていないものらしく?その辺も最適化できそう。
ラップタイムは、3周目までは徐々に短くなっていき、4周目は安全を取ったからかタイムは落ちた。走るたびに上手くなっているようだ。
そんな感じで初めてのシクロクロスは多くの課題を感じた。